ブログのアクセス数が伸びない…。SEO対策が必要なのかな?初心者でも分かりやすく教えてほしい。
こんな悩みを解決します。
✔︎本記事の内容
- SEOとは
- SEOの評価基準
- SEOで検索上位になるための施策
この記事では、ブログのアクセスを増やすためのSEO対策についてブログ歴1年の僕が解説します。
SEOの本質は読者ファーストです。実際に何をすれば良いかも紹介します。
SEOとは
SEOとは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)のことで、検索上位に自分のサイトを表示させて読者を集めることです。
検索エンジン=Googleと考えてOKです。
他にも検索エンジンはありますが、GoogleとYahoo!が日本シェアの9割を占めています。
Yahoo!もGoogleと同じ仕組みを採用しているので、検索結果はほぼ同じです。
SEO対策=Google検索で上位に表示させることと考えればOKです。
SEOが大切なのは、どんなサイトも8割以上がSEOで集客しているからです。
集客方法にはSNSや広告もありますが、集客できる数はSEOに及びません。
安定した集客のためにSEOは必須です。
検索上位を取るとどれくらいアクセスが集まるかを紹介します。
- 1位 :21.12%
- 2位 :10.65%
- 3位 :7.57%
- 4位 :4.66%
- 5位 :3.42%
- 6位 :2.56%
- 7位 :2.69%
- 8位 :1.74%
- 9位 :1.74%
- 10位:1.64%
検索結果の1位を獲得すると、検索したユーザーの20%がクリックしてくれます。
例えば、10,000人アクセスが集まるキーワードで1位を獲得できれば、2,000人集客できることとなります。
検索結果の1ページ目には10位までしか乗りません。2ページ目(11位以下)だとほぼクリックされないので10位以内に入る必要があります。
SEOで最低限知っておきたいこと2つ
SEOは、Googleの検索エンジンに最適化することだと分かったと思います。次に、Googleが公式に発表していることを紹介します。
Googleの10の事実
Googleは、会社設立の数年後に10の事実を策定しました。
Googleのサービスは全て10の事実を元に運営しており、検索エンジンにも当てはまります。
✔︎Googleが掲げる10の事実
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
ユーザーファーストの考え方が大切であることがわかります。
E-A-T
Googleはサイトの評価基準としてE-A-Tを重視しています。
E-A-Tは3つの単語の頭文字から来ており、下記を意味します。
✔︎E-A-T
- 専門性(Expertise)
- 権威性(Authoritativeness)
- 信頼性(Trustworthiness)
専門性とは、特化したテーマを取り扱うことです。
例えば、洋服ブログよりも、30代低身長女性向けの洋服ブログの方が専門性が高いです。
権威性とは、誰が発信しているかを重視することです。
例えば、一般人と医者が病気の治療法について紹介している場合、医者の情報の方が信用できます。
信頼性とは、ユーザーがサイトを信頼できることです。
例えば、商品レビューの場合、憶測での感想よりも実際に使用した感想の方が信頼できます。
E-A-Tを簡単にいうと、「専門的なテーマで権威性を高め、信頼されるブログになる」ことが大切です。服と言ったらユニクロのように、〇〇と言ったら自分になるイメージです。
E-A-Tを高めるためにやることは、下記です。
- 特化したテーマを取り扱う専門性の高いサイトを作る
- 専門家に記事を監修してもらう
- 自分が実際に体験したことをコンテンツにする
ユーザーファーストの考えが大切です。
検索順位が決まる仕組み
検索エンジンが順位が決まるまでにすることを3つ解説します。
✔︎検索順位が決まる仕組み
- クロール
- インデックス
- ランキング
クロール
クロールとは、Googleが開発したクローラー(Googlebot)がサイトを巡回してデータを収集することです。
自動で行われるため、個人で頻度や範囲を指定することはできません。
インデックス
インデックスとは、クロールされた情報が検索エンジンに登録されることです。
インデックスされないと、Google検索しても表示されません。
ランキング
ランキングとは、インデックスされた記事を関連度の高い順番に並べることです。
Google独自のアルゴリズム(基準)を元に検索順位が決まります。
ホワイトハットSEOとブラックハットSEO
SEO対策には、ホワイトハットSEOとブラックハットSEOの2種類があります。
ホワイトハットSEOとは
ホワイトハットSEOは、現在主流のSEO対策です。
Googleが推奨するやり方で、読者の悩みを解決するサイトを運営することです。
ブラックハットSEOとは
ブラックハットSEOは、不正なやり方でGoogleの弱点をつき上位表示させることです。
✔︎過去に行われたブラックハットSEOの例
- コピーコンテンツ
- キーワードを大量に羅列
- 業者に依頼し関連性のない被リンクを大量に張る
このやり方だと、読者の役に立たない記事が上位表示されてしまいます。
Googleは対策を重ねているため、今はほぼ通用しません。
ユホワイトハットSEOを行いましょう。
SEOで検索上位を獲得するための施策
実際にSEO対策ですべきことを7つ紹介します。
✔︎SEO対策のために行うこと
- キーワード選定
- 検索意図を満たす
- タイトルと見出しをつける
- メタディスクリプションの設定
- ページ表示速度の改善
- 内部リンク
- 被リンク
1つずつ紹介します。
キーワード選定
キーワード選定とは、ユーザーが検索しているキーワードを選ぶことです。
どういったキーワードを狙うかを決めましょう。
検索意図を満たす
ユーザーは悩みを解決するために検索をします。例えると下記です。
悩み :ブログにアクセスが集まらないのはなんでだろう
キーワード:ブログ アクセス 集まらない 理由
この場合、ブログにアクセスが集まらない理由を紹介すればユーザーの悩みを解決することができます。
さらに、検索意図を満たすためには2つのニーズを満たすことが大切です。
✔︎2つのニーズ
顕在ニーズ:ユーザー自身で気づいているニーズ
潜在ニーズ:ユーザー自身は気づいていないニーズ
先ほどの例だとこうです。
✔︎ニーズの例
顕在ニーズ:ブログにアクセスが集まらない理由を知りたい。
潜在ニーズ:ブログにアクセスを集める方法が知りたい。
アクセスが集まらない理由だけでなく、どうすれば集められるかまでを紹介する必要があります。
潜在ニーズが何かを考えましょう。
タイトルと見出しをつける
キーワードと検索意図が決まったら、ブログのタイトルと見出しをつけましょう。
タイトルと見出しを先に決めると、書くことが明確になり書きやすいです。
タイトルには必ずキーワードを盛り込みましょう。キーワードを入れないといくら良質な記事を書いても上位表示できないからです。
メタディスクリプションの設定
メタディスクリプションとは、検索結果に出る記事の紹介文です。
記事が誰向けに何を紹介しているか分かるようにしましょう。
上位表示されるか直接には影響しませんが、ユーザーに記事の内容が伝わりクリック率上昇が見込めます。
ページ表示速度の改善
ページ表示速度が早いことをGoogleが推奨していますし、ユーザー視点でも遅いサイトは見る気がなくなります。
✔︎ページ表示速度改善のためにやること
- 画像圧縮
- 使わないプラグインの削除
- ブラウザキャッシュを活用する
自分のサイトの表示速度は下記で確認できます。
内部リンク
内部リンクとは、自分のブログ内で関連する記事をリンクさせることです。
必要な情報を得られるのでユーザーの役に立てます。内部リンクを最適化させるためにも関連したテーマのコンテンツを充実させることが大切です。
関連性のない記事を内部リンクしても、ユーザーの役に立たず効果がないのでやめましょう。
被リンク
被リンクとは、他のサイトからリンクをもらうことです。
役に立つコンテンツや、独自コンテンツがあると他サイトから紹介されやすくなり被リンクを得ることができます。
ユーザーの役に立つコンテンツを発信することが大切です。
まとめ:SEO対策をしてブログにアクセスを集めよう
ブログにアクセスを集めるためには、読者ファーストで質の高いコンテンツを書くことが何よりも大切です。
時間はかかりますがコツコツと対策をしていきましょう。