一人暮らしを始めると、誰も話す人がいなくて孤独感を感じて寂しいと思う人が多いです。このまま誰とも話さないとどうなってしまうのか、誰かと話したいけどどうすれば良いか分からないという悩みを抱える人がいます。
この記事では一人暮らしで誰とも話さないことによるメリットとデメリット、新たなコミュニケーションの場を見つけて現状を脱却する方法をご紹介します。
一人暮らしで誰とも話さないメリット
一人暮らしで誰とも話さないことによるメリットはこちらです。
- 集中できる
- ストレスから解放される
- 趣味を満喫できる
それぞれ一つずつ解説します。
集中できる
周りに集中を邪魔する人や誘惑がないため、趣味や仕事、勉強に集中することができます。自分のペースででき、周りの目も気になりません。
ストレスから解放される
ストレスの中でも最も大きい割合を占めるのは人間関係です。
嫉妬や恨み、妬みから、期待に応えないといけないというストレスは誰しもが抱えるストレスです。一人暮らしで誰もいない空間であればストレスの原因である人間関係から解放されます。
趣味を満喫できる
人と過ごすとどうしても周りに合わせて予定を組むことになり、自分のしたいことができないことがあります。ですが一人暮らしで話す人がいない状態であれば、1人の時間が増えることで、自分の好きな趣味に没頭することができます。
一人暮らしで誰とも話さないデメリット
一人暮らしで誰とも話さないデメリットはこちらです。
- コミュニケーション能力の低下
- 孤独感を感じる
- 無気力になる
それぞれ解説します。
コミュニケーション能力の低下
誰とも話さないことでコミュニケーション能力が低下します。
コミュニケーションは相手の話している内容を理解したり言葉にするなど高度な能力のため、使用しないと衰えてしまうためです。喋るための喉の筋肉や、相手の思考を考える能力などがあります。
孤独感を感じる
人間は社会的な生物のため、人との適度な交流は心の健康のために必要です。
誰とも話さないと孤独感や不安感を感じやすく、ネガティブになりやすい傾向にあります。ネガティブになっても話し相手がいないことで発散できないことで更にネガティブになるという悪循環に陥ってしまいます。
無気力になる
一人暮らしで誰とも話さないと無気力になりやすいです。
会話をしなくなることで、新しい情報に触れる機会が減り興味や関心が薄れていくためです。今まで楽しめていた趣味が楽しめなくなってしまうことがあります。
一人暮らしで誰とも話さないことによる生活の変化
誰とも話さないことにより以下の生活の変化が起こります。
- 声が出にくくなる
- 目を合わせられなくなる
- 話を理解できなくなる
- 人と関わることが怖くなる
- お礼や挨拶ができなくなる
一つずつ見ていきます。
声が出にくくなる
誰とも話さないことで声が出にくくなります。
理由は、声を出すための筋肉が衰えてしまうからです。話さないと喉や声帯、お腹の筋肉を使わなくなるので、上手く話せなくなり喋り方も分からなくなってしまいます。
目を合わせられなくなる
人と目を合わせる機会がなくなるので、目を合わせられなくなります。普段のコミュニケーションでは、無意識のうちに、目を合わせることで表情などの非言語な情報も含めて読み取りますが、話さないと情報の感度が鈍くなり、やり方が分からなくなることで目を合わせられなくなります。
話を理解できなくなる
人の話を理解するためには、話された情報を頭の中で整理する必要があります。普段から話している場合は無意識のうちにできていることですが、話さなくなると相手が何を言いたいのかが分からなくなってしまいます。
また、長い話の場合は集中力が途切れてしまい会話に集中できなくなってしまうこともあります。相手の話を聞いて予測したりすることができなくなり、理解できなくなってしまいます。
人と関わることが怖くなる
周りからの視線が気になり、人と関わることが怖くなってしまいます。話すことができなくなり、話を理解できなくなるためです。ネガティブに考えてしまい悪循環に陥ってしまいます。
お礼や挨拶ができなくなる
お礼や挨拶はマナーとして必要なものです。人と話さないことで咄嗟の言葉が出なくなってしまい、お礼や挨拶ができなくなってしまいます。お礼や挨拶ができないことが自己嫌悪に陥りネガティブに考えてしまいます。
一人暮らしで誰とも話さない状態から脱却する方法
一人暮らしで誰とも話さない生活から脱却するための方法はこちらです。
- 店員に話しかける
- サークルやイベントに参加する
- SNSやオンラインで交流する
- 家族や友達に電話する
- オープンチャットを使う
- ココナラなどのサービスを利用する
- カラオケ
一つずつ解説します。
店員に話しかける
スーパーやコンビニの店員に話しかけてみましょう。商品はどこにあるか?トイレはどこか?など質問形式であれば自然と話しかけることができます。知っていることも知らないふりをして話しかけることで話せるようになります。
あまり何度も話しかけると相手も怪訝な様子になってしまい、それを見てしまうと話すことに抵抗を感じてしまうのでほどほどで切り上げるようにしましょう。
サークルやイベントに参加する
学生の場合はサークルや部活、学内のイベントに参加してみましょう。違う学年や学部の人と関われるので、新しい人間関係を構築できます。社会人サークルもあるので、会社員でも新しい人と関わることができます。
SNSやオンラインで交流する
人との関わりはオンラインでも構築できます。XやInstagramなどで自分の好きなことを発信することで同じ趣味の人と交流することができます。オンラインゲームであれば、Discordなどでオンラインで会話しながら交流できます。
家族や友達に電話する
身近に話す人がいない場合は、家族や友達に電話するのがおすすめです。直接会えなくてもビデオ通話をすれば画面を通じてコミュニケーションを取ることができます。近くに住んでいれば遊びの予定を入れて楽しむことができます。
オープンチャットを使う
LINEのオープンチャットを使えば気軽にコミュニケーションを取れます。匿名なので自分の悩みを気軽に話すことができます。興味のあるトピックについて話せます。
ココナラなどのサービスを利用する
ココナラは自分のスキルを販売するサービスです。話を聞いてくれる人がいるので自分の悩みを相談したり、雑談をすることで孤独感を解消できます。スキルのある方もいるので、新しい考え方をすることもできます。
一人カラオケをする
声を出すためには一人カラオケもおすすめです。大きな声を出すことで、声帯や喉などの筋肉を鍛えることもできストレス発散もできます。好きな音楽を歌って楽しむことができます。
まとめ
一人暮らしで誰とも話さないことについて解説しました。
一人暮らしで誰とも話さないと、集中できたりストレスから解放されたり趣味を満喫できるメリットはありますが、コミュニケーション能力が低下したり、孤独感を感じたり無気力になるデメリットもあります。
生活の変化として、声が出にくくなったり、目を合わせられなくなったり、話を理解できなくなったり、人と関わることが怖くなったり、お礼や挨拶ができなくなることがあります。
脱却する方法は、店員に話しかけたり、サークルやイベントに参加する、SNSやオンラインで交流したり、家族や友達に電話して、オープンチャットや、ココナラなどのサービスを利用したりカラオケをすることがあります。
本記事の内容を通して、一人暮らしで誰とも話さない不安を解消しましょう。